日本は世界的に見ても知能指数が高い国でもあり、その背景には教育システムが充実していることがあげられます。小学校から中学までは義務教育が徹底されていることや、また社会生活では高校や大学に進学することは、当たり前になっている世の中です。そして専門的な知識や技能を手に入れるためには専門学校などの選択肢が増えているので、将来的な生活ができる技術を習得できます。特に義務教育の過程で一般的な基礎知識や算数や数学における計算まで覚えることができるので、社会生活で困ることはないのが特長です。よく数学以上の授業では、これからの人生で使うことがあるのかという生徒もいますが、実際に生活をしていると数字を使うよりも、その計算式へ行く着くまでの応用で社会に役立っていることがわかります。特に教育で身についていると思われないことでも、実際にはかなりの確率で数学的な要素が使われているのを確認できます。例えば、道路を横断する際に信号機のある横断歩道まで行くよりも、斜めに渡って道路を横断する方法を頭に浮かべるケースもあります。このときに道路までの距離と自動車の走っている有無、またスピードを頭の中で計算をしているから渡ることができます。これは脳内の処理が数学的な要素で処理してくれるので、三角形の計算に似ていることもあり、学校教育で身につけているといっても過言ではないです。理科の授業では太陽の位置やなぜ1日が24時間なのか、そういった当たり前の常識を覚えていく事は生きていく上で大切なことでもあり、また新しい発想をするためのステップとなっています。義務教育のおかげで日本人は世界的に見ても平均以上の知能指数を確保していますし、その影響から好奇心も旺盛な民族としてインターナショナルな感覚をもっているともいえます。人は学習することで向上していきますが、このような教育要素をさらに高めるための試みも新しくなっていく時代に入っています。